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AI食事管理アプリ「あすけん」を手掛けるasken(東京都新宿区)は10月23日、大阪府堺市の市立中学校43校が、11月から同アプリを導入すると発表した。生徒約2万人が利用する予定。学校現場での導入は全国で初めて。
【画像】「あすけん」を導入した中学校、トライアル授業の様子(計2枚)
中学生向けに機能を絞った「あすけん学校教育向け」版を提供する。堺市立中学校の給食メニューが事前にアプリに登録されており、生徒は簡単な操作で記録や栄養素の確認を行える。摂取カロリーや栄養素の基準値は成長期に対応しており、部活動や勉強など日常生活に応じた食事アドバイスも表示。通常版に含まれる目標体重の設定機能やSNS機能、有料プランの案内などは含まれない。
主にPCでの使用を予定しているものの、アカウント情報を入力すれば保護者のスマートフォンなど別端末でも使用できるという。
askenのグループ企業であるジーエスエフ(東京都新宿区)が、堺市で学校給食センターを運営していることから、両社で導入を提案した。10月に一部の中学校でトライアル授業を実施したところ、生徒からは「食事のことを気にするようになった」「栄養バランスを考えようと思った」といった感想が寄せられたという。
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あすけんは、食事画像やバーコードを読み取らせることで、摂取した食事のカロリーや各種栄養素の過不足を可視化できるスマートフォンアプリ。管理栄養士の監修による食事アドバイスも提供しており、累計会員数は1300万人を超える。
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