【ドラフト】法大・松下歩叶がヤクルトから1位指名 日米大学選手権MVPの「世界の松下」

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2025年10月23日 17:13  日刊スポーツ

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ヤクルトからドラフト1位指名を受ける法大・松下(撮影・河田真司)

<プロ野球ドラフト会議>◇23日



法大の松下歩叶内野手(4年=桐蔭学園)がヤクルトから1位指名を受けた。


現役では東京6大学リーグ最多の通算12本塁打を放ち、軽快な動きから三塁守備でも随所に好プレーを披露。走攻守3拍子そろった大学球界屈指の右の強打者として注目を集めてきた。


活躍はリーグ戦だけにとどまらない。今年日本で行われた第45回日米大学野球選手権大会を境に新たな肩書が付いた。主将としてチームを史上初の5勝全勝で大会3連覇に導き、打っては3割1分5厘、5打点1本塁でMVPに輝いた。未来のメジャーリーガーたちから主役の座を奪う活躍で、チームメートたちから「世界の松下」の愛称で親しまれた。


好きな言葉は「最後に笑えばいい」。父から贈られた言葉を大事に、NPBの舞台へ。もちろん指名されるだけでは終わるつもりはない。今度はプロの舞台で「世界の−」として成り上がる。


▽ヤクルト余田スカウト 打率と長打を兼ね備えた打撃が魅力。コンパクトなスイングから広角に放つ。柔らかなグラブさばきで球際も強い。

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