<プロ野球ドラフト会議>◇23日
ソフトバンク城島健司チーフ・ベースボールオフィサー(CBO)が、米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)の交渉権を引き当てた。
高校通算140本塁打を放った左の大砲は、国内進学やプロ入りを選ばずに大学進学のために渡米。入学前には「今の段階ではメジャーリーグと日本のプロ野球、両方から指名していただくチャンスはあると思う」とプロ入りへの思いを語り、同大に在籍しながら今ドラフトの指名対象となった。
前日のスカウト会議ではソフトバンク、巨人、ヤクルトなどの複数球団が指名リストに名を入れているが、佐々木は今ドラフトまでに態度を明らかにしていなかった。来年7月予定のMLBドラフトにも名を連ねており、実際に佐々木がチームを選ぶのはMLBドラフト後になりそうだ。
今回のドラフトでは、ソフトバンク、DeNAとの競合となった。城島CBOは、交渉権を引き当てるとガッツポーズ。「良かったです。初めてのドラフトだったので。大役を果たせて良かったです。来季の頭からすぐ、というわけにはいかないんですけど、そのリスクを背負ってでももという選手。佐々木選手、どちらを選ぶかは尊重しています」としながらも、佐々木の入団を心待ちにした。
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