【ドラフト】サブロー監督“AI作戦”成功「人の心理も教えてくれたから一応ちょっとだけ参考に」

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2025年10月23日 18:30  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ドラフト1位で兼題高崎・石垣元気の交渉権を獲得し、喜ぶロッテ・サブロー新監督(手前)。奥はオリックス岸田監督(撮影・浅見桂子)

<プロ野球ドラフト会議>◇23日



ロッテサブロー監督(49)の“AI作戦”が見事に的中した。ドラフト1位で健大高崎・石垣元気投手(3年)を指名し、オリックスとの競合を制した。


緊張の面持ちでサブロー監督は左手でくじを引き、当たりくじを掲げた。「おみくじとかも、僕、大体左手で引くんですよ。右手でも引いたことはあるんですけど、大体左の方が良いの引けるんで。今日は左って決めてました」と笑顔を見せた。


大役を終え「ほっとしてます。これでもう僕の仕事終わったかなと思ってます」と安堵(あんど)の表情も。前日には験担ぎについて「AIに聞いてみようと思ってます」と令和の最新機の活用を予告していたが、有言実行した形だ。「順番とかもあれだけど、人の心理も教えてくれたから、一応ちょっとだけ参考に。AIに(くじ引きの)上と下、どっちかなって。そんな感じでいろいろ、何回かチャットGPTに聞いてきました」と明かし、AIの助言通り2枚のうち、上のくじを引き当てたという。


昨年もオリックスと競合し、玉塚オーナー代行が西川の交渉権を引き当てている。2年連続の対決となったが、「引く前、壇上上がる前に岸田監督と『去年もやったな』っていう話をしてたんで、勝ったなと思いましたけど」と笑みを浮かべた。

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