
こども政策担当大臣を退任した三原じゅん子氏(61)が、こども家庭庁で職員に向けた退任の挨拶に、またも批判の声が上がっている。
三原氏は17日に行った同庁の会見で、質問も報告もなくわずか28秒で終了し大炎上。なんの発信もなかったことで、「本当に仕事をしているのか?」と国民不信を煽った。
そんな中で行われた三原氏の退任挨拶で飛び出したのが、「ワークライフバランス(WLB)を大切に」という異例のエール。これは、高市早苗首相が打ち出した「ワークライフバランスという言葉を捨てる」という“自民党馬車馬宣言”とは真逆のメッセージだった。
ワークライフバランスを強調の三原じゅん子
三原氏は職員に向かって、
「みなさんがいつも健康で笑顔で仕事をしていただくことが何よりも大切」とし、「俗に言うワーク・ライフ・バランス、これ今使うとちょっとまた炎上しそうなので気をつけているが、私はこれはとても大切なことだと思っている」
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と、励ました。
「退任式では手元の原稿を読むのではなく、珍しく“自分の言葉”で話していた印象です。職員に、“3点だけお願いさせていただきたい”と切り出し、WLBを最後に持ってきたということは、よほど重要視していたのでしょう。“炎上”を恐れながらもこの言葉に触れ、改めてWLBを強調していました」(全国紙政治部記者)
しかし、やはり国民は忘れていない。三原氏がWLBに触れれば触れるほど炎上することを。案の定、退任式のニュース記事が出ると、
《成果も何も出てこないのはライフが大半を占め過ぎたからでは無いですか?》
《ワークライフバランスは美容とファッションが半分以上を占めているからねぇ》
《ワークにどのぐらいかけたのでしょうか?》
《ワークは全くしてなかったよね ライフは楽しんでおられたようですが!》
《ワークしてからバランスを語って欲しい》
と、三原氏の「ワーク」に疑問を感じる声が散見。
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「このような声が出るのも無理はありません。国会審議中に国会を抜け出して美容整形クリニックに通っていたという報道がありましたから。元女優でしたし美意識が高いのはわかりますが、さすがに許されるものではありませんでした」(同前)
《三原さんには馬車馬のように働いてほしかった》と、SNSではリーダーとしての姿を求めるコメントもあった。
大臣という肩書を失っても国会議員には変わりない。与党のベテラン議員として、今後どのようなワークを見せてくれるのだろうか。
