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“がたしゅー”は元気です! CSで左太ももを負傷した日本ハム山県秀内野手(23)が“奇跡の1センチ”で手術を回避し、順調に回復中であることを明かした。24日、千葉・鎌ケ谷の球団施設でリハビリを実施。キャッチボールや置きティーなど走ること以外は来季へ向けて前に進めている。23日のドラフト会議では早大の後輩たちも他球団に指名された。まずは受けた刺激を完治への力に変える。
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山県は笑顔でボールを投げ、バットを振っていた。19日のCSファイナルS第5戦で二塁ベースカバーに入った際に、スパイクの刃が左膝から太もも付近に直撃。途中交代して試合中に向かった福岡市内の病院で縫合処置を受けてから5日。「思ったより、できることが多い」と表情は明るい。この日は歩行から始まって階段の上り下りやキャッチボール、スイングにウエートトレもこなした。
順調な回復ぶりだが、一歩間違えれば大ケガだった。「あと1センチ(傷が)深かったら、手術だったって言われました。腱(けん)に届いていなくて良かった」。傷を負ったのは、左膝の少し上の部分。もしスパイクの刃が、もう少し深く入っていたら一大事だった。「明日からティーバッティングしてって感じです。めっちゃ元気です」。安堵(あんど)の表情で言った。
万全で迎えそうな2年目となる来季は楽しみな対戦も待っている。23日のドラフト会議では母校早大の後輩も楽天2位で伊藤樹投手(22)、巨人2位で田和廉投手(22)が指名された。
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1学年後輩ながら「友達なんで」とタメ口で話している伊藤とは同一リーグとなった。「樹から『対戦できるように頑張るわ』って来たので『1軍でね』って。1軍で対戦できるようにお互い頑張ろうって意味で」と返信したという。
早大時代は紅白戦で伊藤から本塁打も放ったことがあるが、油断はしない。「プロに入ってきたら簡単には打たせてくれないと思う。完全に抑えられる危機感があるんで、ちょっと練習しないとなって感じですかね」。幸いにも練習をたっぷりできそうな今オフ。「自分が大卒選手の先輩になるイメージが沸かなくて」と話すが、先輩の威厳を見せるため、しっかりレベルアップする。【木下大輔】
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