【ソフトバンク】ドラフト２位の稲川竜汰「カーブを聞きたい」最強左腕に宝刀伝授を希望

ソフトバンクにドラフト2位で指名された九州共立大・稲川竜汰投手（21＝折尾愛真）が24日、福岡・北九州市内の同大キャンパスで指名あいさつを受けた。「即戦力としてまずは開幕1軍。将来的にはホークスのエースになって、日本球界を代表する投手になりたいです」と野望を抱いた。

最速152キロを誇る本格派右腕は、チームメートになる最強左腕に興味津々だ。「モイネロ選手にカーブ（の投げ方）を聞きたい」と目を輝かせ、「テレビであれだけすごいので。生で見たらもっとすごいと思います」。自身も縦に割れるカーブを持ち球にしている。弟子入りを志願し、宝刀の伝授を希望した。

指名あいさつに出席した永井編成本部長は「最近にないストレート。真っすぐが『すごいぞ』みたいな。（元巨人）江川さんみたいな。最近にしてはなかなか見ない（直球）。ボールのキレがある」と絶賛した。先発、リリーフでの両面で適性があり「どちらも可能性のあるピッチャー。現場（の状況）によっては1年目から先発でトライさせていきたいってなるかもしれないですし、リリーフですぐにはまっていく形もあるのかなと思います」と期待を寄せた。