限定公開( 3 )

社会学者の古市憲寿氏が24日夜、X(旧ツイッター)を更新。24日に高市早苗首相が衆参両院の本会議で首相として初めて行った所信表明演説の際起きたヤジをめぐり、私見をつづった。
所信表明演説では、自民党は少数与党だが、演説が始まる際には「よーし」「頑張れ」など、自民党席から大きな声援や拍手が起きる一方、野党席からは「今まで何をやってきたんだ」「えーーーーー」などのヤジが飛び交い、議場が騒然となる場面が何度もあった。与党席から「静かにしろ」と野党のヤジをいさめるような声も出て、高市氏が少し演説を止める場面もあった。
日本維新の会の新実彰平参院議員が24日夜、自身のXに、高市氏の所信表明演説について「力強い日本経済と日本外交を目指す、その決意を心強く受け止めました」などと記した上で「そして、本格的には初体験の"ヤジ"。どれも、建設性に欠け、ユーモアがあるでもなし。自分自身は、総理の所信表明中に、それを大声で遮ることをよしとする価値観は持ち合わせていません。弊党が連立入りしておらずとも、です。神に誓います。自分は絶対にしない。議論の場においてこんなことが許されるコミュニティは、日本中探しても、どこにも存在していません。私たちは、その異常性に気づくべきです。こうした振る舞いが、(特に若年層の)政治への忌避感を招き、民主主義を劣化させている可能性に、思いを致すべきではないかと感じます」とヤジについて苦言を呈した。
古市氏は、この新実氏のポストを引用。「確かにSNSもあって、いくらでも情報発信できる時代にヤジって頭悪いですよね」と述べた。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。