【スポクラ】今日ボルダー決勝「課題」「一撃」「ランジ」今から間に合うクライミング独特用語集

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2025年10月25日 11:00  日刊スポーツ

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IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025のリード決勝に出場した安楽宙斗

<スポーツクライミング:IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025>◇25日◇第3日◇筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾートザ・リトリート(飯塚市)◇パラクライミング予選/ボルダー決勝



国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が新設したシーズン最終戦「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」のボルダー決勝が、午後2時から行われる。世界初の国別対抗戦。日本で初めてクライミング大会が地上波で生中継される中、今からでも間に合うクライマーの専門用語を紹介する。


▼課題 人工壁にホールド(突起物)で構成されたコース。プラスチック製のホールドの色や形は多種多様でかわいい。


▼オブザベーション(通称オブザベ) 課題を下見する行為。身ぶり手ぶりを交えながら体の動きを想定する。戦術を練るこの準備時間が重要で、空間認知能力も求められる。


▼一撃 初めてのトライで課題を完登すること。理想的な登り方で、完登の中でも最も高い評価が得られる。


▼その他 手汗でホールドが持ちづらくなることを「ぬめる」腕が疲れて握力を失う「パンプ」指を負傷することを意味する「パキった」など。


▼トウフック&ヒールフック ホールド(突起物)の位置に応じ、体を安定させるために使う足技。トウフックはホールドにつま先から足の甲、ヒールフックはかかとをひっかける。フジテレビ系で解説する21年東京オリンピック(五輪)女子複合銅メダルの野口啓代さんは、ヒールフックを得意としていた


▼ランジ ジャンプしてホールドに飛びつく。近年のボルダー大会では必ず出てくるムーブで、ダイナミックな動きのため盛り上がる。リードでもゴール前の最後の1手などで使われることがある。


■大会名 IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025(IFSC NATIONS GRAND FINALE/IFSC PARA CLIMBING MASTER)


■日程 2025年10月23日(木)〜26日(日)


□23日(木)午前10時30分〜リード予選、午後2時30分〜ボルダー予選


□24日(金)午前10時〜ボルダー敗者復活戦、午後6時〜リード決勝


□25日(土)午前10時〜パラクライミング予選、午後2時〜ボルダー決勝


□26日(日)午前10時〜パラクライミング決勝、午後3時〜エキシビション


■会場 筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾートザ・リトリート(福岡県飯塚市仁保8の37)

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