
中日井上一樹監督(54)が25日、来季プロ7年目を迎える石川昂弥内野手(24)に「待ったなし」と、ラストチャンスの覚悟で挑んでほしいとハッパを掛けた。左脇腹痛のためリハビリ組での調整が続いていた石川昂は、ナゴヤ球場での秋季練習の今クールから全体練習に合流した。
井上監督は「コーチ陣が『絶対大丈夫です』って言うから、高知のメンバーに入れる」と、11月1日からの高知・春野での秋季キャンプに連れて行くことを明言した。
今季は井上新体制で不動の「4番・三塁」として期待されたが、開幕からわずか13試合、打率1割6分で4月12日に2軍降格。5月末に再昇格も8試合出場で降格。9月3日阪神戦(バンテリンドーム)で復帰し今季1号を放つも、翌日に左脇腹を痛め離脱した。今季は22試合、打率1割3分9厘、1本塁打、5打点で終わった。
井上監督は「ここから少ししかない、いくぞの時に脇腹をやる。何かにつけて、そこをどうしたら打破できるのかを本人も考えてもらわないと。もう待ったなしでしょ」と厳しい言葉の中にも期待を込めた。
石川昂は「自分のやるべきことをやって(キャンプを)完走できるように、ケアもしっかりやりながらやりたい。シーズン後半、自分の形はよかったので貫きたい。(左脇腹は)問題ない。11月で完全によくなるようにしたい」と意気込んだ。
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