
<Vリーグ女子:北海道0−3浜松>◇25日◇北ガスアリーナ札幌46
開幕戦に臨んだアルテミス北海道は、ブレス浜松に0−3で敗れた。だが全敗で終わった昨季とは違う姿があった。本拠地が特に沸いたのは第3セット。一時は19−19と、昨季レギュラーシーズン1位の浜松と互角に渡り合った。メンバー交代もはまった青島賢司監督(37)は「(2セット目まで)外で見ていたメンバーも感じる部分があったと思う。替わって入ったときにスムーズに体現してくれた」と振り返った。
新加入の辻桃奈(21)がアタックで8点を奪い存在感を示した。東海大北海道4年の特別指定選手で、入団が決まったのは開幕10日前。9月末に行われた国民スポーツ大会で北海道代表チームとしてともにプレーした経験はあるが、“ぶっつけ本番”に近い形でも能力の高さを見せつけた。「相手との駆け引きで、嫌がるコースに打てたから決められたと思います」と、初めてのVリーグの舞台でも物おじすることはなかった。
歌手のHIPPYが駆けつけて代表曲「君に捧げる応援歌」を披露するなど、開幕戦は盛り上がりを見せた。主将の山田菜那光(23)は「(攻撃では)サイドもミドルもけっこう使えた。そこはすごくよかった。修正しなきゃいけないのはディフェンス面」と26日の第2戦を見据えた。
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