山本由伸が日本人初のWS完投勝利!9回105球1失点、4回以降圧巻の完全投球 スミスらの2発で終盤勝ち越し、大谷翔平1安打

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2025年10月26日 12:24  TBS NEWS DIG

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■MLB ワールドシリーズ第2戦 ドジャース5−1ブルージェイズ(日本時間26日 トロント、ロジャース・センター)

ドジャースはワールドシリーズ(WS)第2戦で快勝。対戦成績を1勝1敗の五分として、第3戦(28日)からの本拠地決戦へと向かう。

先発の山本由伸(27)が9回(105球)を投げ切って、被安打4、奪三振8、四死球1、失点1(自責点1)。日本人初のワールドシリーズ完投勝利の快挙を達成した。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦(15日)で自身メジャー初完投を飾った山本は、“2戦連続完投”とエースの本領を発揮。大谷翔平(31)は8回で追加点につながるヒットを放つなど、4打数1安打で貢献した。

山本は序盤、毎回走者を出す苦しい展開も、4回以降は6イニング連続三者凡退に抑えるなど圧巻のパーフェクト投球。打線は7回、W.スミス(30)がソロ本塁打を放ち勝ち越し。さらにM.マンシー(35)にもソロが飛び出し山本の好投に応える一発を放った。8回までに5ー1で4点のリードを奪うと9回のマウンドにも上がった山本が試合を締めた。

前日の試合では投手陣が粘れず3被弾11失点の大敗を喫したドジャース。試合は初回、ブルージェイズの先発・K.ゴーズマンに対し2死からF.フリーマン(36)の安打、続くスミスのタイムリーで先制に成功。

援護をもらった山本はその裏、先頭のG.スプリンガー(36)に対し2ストライクと追い込むも5球目のシンカーをレフトに運ばれ二塁打を許す。続くN.ルークスにも左安打を放たれ、走者を背負った。それでも3番・ゲレーロJr.はカーブで空振り三振、さらにA.カーク、前日本塁打を放っているD.バーショを抑え、無失点に凌ぐとほっとした表情でベンチに戻った。
 
2回はE.クレメントの打球をフリーマンがまさかの落球。無死から走者を出すも山本は落ち着いた投球で後続を見逃し三振、打ち取るなど無失点に。3回にはスプリンガーに死球と3イニング連続で先頭打者に出塁を許す。続くゲレーロJr.に左安打を放たれ1死一、三塁とピンチを迎え、4番・カークの打球はセンターへの犠飛に。三塁走者のスプリンガーが本塁へ生還し同点に追いつかれた。

1ー1と試合は振り出しに戻り、中盤に差し掛かった4回はわずか6球でこの試合初めての三者凡退。リズムに乗った山本は5回、6回と変化球を中心に三者凡退に打ち取った。

すると7回、1死走者無しから打席に入った4番・スミスがレフトへソロ本塁打を放ち、勝ち越しに成功。さらにマンシーにも同じくレフトにソロ本塁打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。

2点のリードに変わり7回裏、テンポ良く2死を奪うと、代打で登場したB.ビシェットを遊ゴロに打ち取り4イニング連続でパーフェクト。打線は8回、ここまでノーヒットに倒れていた大谷翔平(31)にも安打が飛び出すなど1死満塁のチャンスを作ると、暴投や内野ゴロの間に追加点を挙げ5ー1とリードを広げた。

8回裏のマウンドに上がった山本は9番・A.ヒメネスから始まる打線から3者連続三振を奪う堂々の投球。9回のマウンドにも上がった山本は危なげなく4点リードを守り切り、PO2戦連続、そして日本人初のWS完投を成し遂げた。

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  • 山本由伸の年俸は安すぎるアメリカで言われてるね���åɡʾ������ɽ��ʴ򤷤���
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