
息子に「怖い」と言われた子ども部屋を作り変えていく動画が、YouTubeに投稿されました。この動画の再生数は、記事執筆時点で8万2000回を超えています。
動画を投稿したのは、YouTubeで活動しているクリエイターのHoi(@HoiDIY)さん。「住みたい部屋を僕たちで作ろう」を掲げ、YouTubeチャンネル「Hoi|DIY兄弟」では兄弟で実家や自宅をDIYでリフォームしたり、家具を自作したりする動画を投稿しています。
今回の舞台は、Hoiさんの家の子ども部屋。中古物件のため、この部屋を訪れる現代の子どもたちはどこか“古さ”を覚えるそうです。息子さんからは「友達に古い部屋って言われたよ」「部屋が怖い」などと言われてしまったのだとか。
面積は10畳と広く、中央にある引き戸で2部屋に分かれる作り。戸を通じて両方の空間を自由にできますが、そのために“かえって使いにくい部屋”となっていました。
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怖さと古さ、不便さを一気に解消するため、部屋の使い方を根本から見直し、完全に区切って2部屋へ分割することにしました。引き戸を解体したら、新しく木の骨組みを設置。ここに石こうボードを張って壁を築きます。
壁作りと並行して、それぞれの部屋へ入るためのドアも新調。元は引き戸でどこか古い印象でしたが、開き戸に変更したことで印象が今らしく変化。自分よりも大きな物をDIYで作るのは大変ですが、良い感じに仕上がりました。
この先の作業に向けて、小学校の入学祝いに買った学習机と真上にあるベッドの向きも変えておきます。部屋が怖くて作業に集中できないとの理由から、学習机はまだ“飾り”の状態。完成後には使ってくれることを期待しつつ、改造を進めていきます。
次なる作業は床板の追加。板を貼り付けて室内側の床を厚くし、廊下側との高さを合わせます。重たい学習机も動かして全てを貼り終えると、部屋の雰囲気がナチュラルで明るく変わりました。
床板を貼り終えたら、次はボードの隙間をパテで埋める作業。地味で大変で時間もかかりますが、この部屋を訪れた人から“変な隙間がある”と言われないようキッチリと塗り上げます。
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壁紙はボードの色を気に入った上の子の「黄色の壁にしたい!」という要望を受け、2色注文。増設した壁には黄色い紙を貼り、それ以外の壁面には白い紙を貼り付けました。壁紙を貼る作業は初めてだったそうですが、仕上がりはバッチリですね。
西側にある部屋のため、窓には遮熱・遮光のカーテンを設置。“夜寝る時も怖くないと思うから”とお願いされたので、天井には暗くなると光るクロスを貼ります。
Hoiさんは電気工事士の資格を持っているので、自分で電気工事もできます。天井裏に入り、汗だくになりながらも照明用のコードを子ども部屋まで通しました。
苦労の末、元からあったシーリングライトの隣にIKEAで購入した照明を増設。さらには、ベッドの近くに「雲」の形をしたかわいらしいデザインの照明も追加します。お父さんのDIYにより、子ども部屋はどんどん垢抜けた空間となっていきますね。
コメント欄には「子どものひと声でまさか自分でリフォームしちゃうパパさん、カッコ良すぎる」「いい大人ですがこんな部屋が欲しい!」「わたしもこんな子供部屋欲しかったー!」「DIYのレベル高すぎないか!?」「プロなの?」などの感想が寄せられています。
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YouTubeチャンネル「Hoi|DIY兄弟」では子ども部屋のDIYの他にも、いつものソファが便利になる家具や、自宅の中の“映画館”などを作る様子を動画で伝えています。
動画提供:YouTubeチャンネル「Hoi|DIY兄弟」
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