谷繁氏、試合前に「どちらが打つか。打った方が勝ちます」と予想。阪神とソフトバンクの“5番打者”に明暗

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2025年10月26日 22:06  ベースボールキング

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ベースボールキング

ソフトバンク・栗原陵矢 (C)Kyodo News
SMBC日本シリーズ2025第2戦
○ ソフトバンク 10 − 1 阪神 ●
<10月26日 みずほPayPay>



 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ ソフトバンク−阪神 第2戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、両チームの“5番打者”の出来が勝敗を分けた。



 谷繁氏は試合前、「(CSから)ランナーが多少残った時の5番が打っていれば、かなり有意な形でゲームを進められるんですけど、5番バッターが打てていないんですよ。ランナーを置いた場面で4打席のうち1回は必ずある。もしかしたら2回ある。どちらが打つか。打った方が勝ちます」と予想。



 阪神は4番・佐藤輝明の適時打で先制し、なお一死一、三塁のチャンスで5番・大山悠輔に打席が回ってきたが、上沢直之が1ボール2ストライクから投じた4球目のフォークに空振り三振。



 谷繁氏は「ここで大山がどうしてもブレーキになるので、1点、1点の積み重ねが阪神はできないんですよ」と指摘。



 その裏、ソフトバンクは二死一、二塁で5番・栗原陵矢が、デュプランティエからライト前に同点の適時打を放つと、続く山川穂高の右中間を破る2点適時二塁打で逆転に成功。谷繁氏は「栗原が打ったというのが、打線に火をつけたなというところですね」と解説した。



 なお、この日の大山は4打数0安打、栗原が4打数1安打1打点だった。



(ニッポン放送ショウアップナイター)

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