
■全日本ターゲットアーチェリー選手権大会(26日、東京・江東区 夢の島公園アーチェリー場)
アーチェリーの日本一を決める全日本選手権が行われ、女子リカーブでは今年の世界選手権女子団体で銀メダルを獲得した朝久野奈波(23、日本建設)が初優勝を果たした。
決勝では今年のインターハイを制した大井梨世(17、都立足立新田高校)を6−0で下し、世界選手権銀メダリストの実力を見せつけた朝久野。高校1年生で競技を始め、今年、韓国で行われた世界選手権で競技歴8年目でメダルを獲得したニューヒロインが、日本選手権も制し、来年行われる愛知・名古屋アジア大会の代表選考会のシードを獲得した。
試合後には、「全日本選手権はずっと優勝を目標にしていたので、本当に嬉しいです」と喜んだ。来年の春に予定されているアジア大会代表最終選考会に向けては「日本で開催されるので絶対メンバーに入って日本の皆さんにメダルを見せれるように頑張りたい」と力強く語った。
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男子・リカーブは関口滉都(19、日本体育大学)が初制覇。「予選突破が目標だったが、(優勝は)驚きと嬉しい気持ちです」と笑顔を見せ、アジア大会代表最終選考会に向けては「大学1年生で全日本を獲って今の勢いのままいきたい」と意気込んだ。
