【中日】高卒３年目捕手の山浅龍之介が戦力外、来季育成契約を打診「申し訳ない。僕の実力不足」

球団から来季の支配下選手契約を結ばない通告を受け取材に応じる山浅（撮影・森本幸一）

中日山浅龍之介捕手（21）が27日、球団から来季の契約を行わないことを通告された。ナゴヤ球場での秋季練習に参加。全体練習後に室内で打撃練習をしているところを球団に呼ばれた。来季は育成での契約を打診されている。

「ほんとうにまず申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。（宮崎での）フェニックスリーグにも行けていない状態で多少覚悟はしていた。今日、急に言われたが、ある程度心の準備はできていました」と話した。

聖光学院から22年ドラフト4位で中日に入団。送球、インサイドワークの評価が高く高卒1年目から1軍で7試合に出場。昨年も3試合に出場したが、11月の秋季練習中にフェンスに激突し「脾臓（ひぞう）損傷」し入院。今季も右肩の故障で出遅れるなどけがに泣かされてきた。今季は1軍出場はなく、2軍も6月からの出場で15試合、打率6分7厘に終わった。「前半けがが続いて、ほぼ試合に出られない状態が続いて、その中で後半使ってもらって、チャンスがある中で結果を出せなかったら、僕の実力不足なのでしょうがない」と話した。

来季の育成契約に関しては「焦って答えを出すこともない。球団からの提案は幸せなこと。そこも含めていろいろと考えていきたい」と、すこし時間をかけて今後を決める。

【中日】高卒３年目捕手の山浅龍之介が戦力外、来季育成契約を打診「申し訳ない。僕の実力不足」

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