
故沢村栄治氏を記念し、シーズンで最も優れた先発完投型投手に贈られる「沢村賞」の選考委員会が27日、都内のホテルで行われ、日本ハムの伊藤大海投手(28)が初受賞した。
選考委員を務めた元阪急の284勝右腕で、中日監督も務めた山田久志氏(77=日刊スポーツ評論家)は「伊藤投手は限りなく基準に近づいた数字が多かった。去年は該当者なしでしたが、我々もできるだけ選びたい気持ちはある。伊藤くんの今年の成績は今年のNO・1投手を決めるものにふさわしい」と評価した。
伊藤は7つの選考基準のうち、25試合登板(実際は27登板)、150奪三振(同195)、勝率6割(同6割3分6厘)の3項目をクリア。登板数(27)、完投数(6)、勝利数(14)、投球回(196回2/3)、奪三振(195)、日本版クオリティー・スタート数(7回以上自責3以下=20)で、いずれも両リーグトップまたはトップタイの数字を残した点も高く評価された。
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