再び戦列を離れることになったカルバハル [写真]=Getty Images レアル・マドリードは27日、スペイン代表DFダニエル・カルバハルの負傷について発表した。
クラブのメディカルチームによる検査の結果、カルバハルの右膝関節に遊離体が確認され、今後は関節鏡検査を受ける予定だという。『マルカ』や『アス』といった現地メディアの報道によると、現地時間26日に行われたバルセロナとのエル・クラシコに途中出場したカルバハルは、試合終了後に関節の違和感を訴え、クラブのメディカルチームによる検査を受けたとのこと。現時点で2カ月間から3カ月間の離脱が見込まれているようだ。
カルバハルは昨年10月に行われたビジャレアル戦で前十字じん帯断裂の大ケガを負い、約9カ月間に及ぶ長期離脱を余儀なくされた。FIFAクラブワールドカップ2025で復帰したものの、キャプテンに就任した今シーズンもコンディション面で不安を抱えており、先月下旬には右足ヒラメ筋の負傷が発覚。復帰戦となったエル・クラシコでは72分からピッチに立ったが、再び離脱を強いられることとなってしまった。
なお、カルバハルと同じく右サイドバック(SB)を主戦場とするイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドは、マルセイユとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でハムストリングを負傷。以降は欠場が続いており、エル・クラシコではベンチ入りしたものの出番は与えられなかった。『アス』によると、未だコンディションは万全ではなく、先発起用にはリスクが伴うという。
またもや右SBが手薄になってしまったレアル・マドリード。今後もウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの力を借りることになりそうだ。
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