【バレー】川合俊一会長「暴力、暴言はどんな理由があっても…」体罰問題解決へ、取り組み説明

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2025年10月28日 17:41  日刊スポーツ

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日本バレーボール協会の川合俊一会長(2024年1月)

バレーボール男子元日本代表で、日本バレーボール協会の川合俊一会長(62)が、28日までにインスタグラムのストーリーズを更新。体罰問題の解決について、現在の自身の取り組みを説明した。


川合会長は「指導者による体罰、暴言に関しまして、、、」と書き出し「以前お伝え致しましたが 私個人に相談を頂いた中で学校やクラブ名 それを行った指導者の名前 そしてその内容、、、全て解りやすく伝えて下さった方とは、もちろんまだ全員では無いと思いますが、私から返信をし、やり取りさせていただきました」と報告。


「そして先週から順次私個人、川合俊一として学校長等に連絡しております。(会長としてだと本来協会を通す事案なので) もちろん、通報者の方が特定されないよう配慮したつもりでおります。ただ、私個人には処罰を要請する権限が無い為 事実確認と速やかな対応をきちんと行って欲しい旨、曖昧な時は連絡を下さいともお伝えしました」と現状の活動内容を伝え「この事に関しまして相談されて来られたご本人、保護者の方に連絡しなければと思いながらも、全ての方にできていないのが現状です。私も他の仕事に追われております事や相当な数である事。一部の方とは文通のようなやり取りになっています事。その為、申し訳ありませんがこちらで一斉に今の段階のご報告とさせて頂きます事をご理解下さい」と投稿。


一方で「頭を悩ます案件も。本当にごく僅かですし、理由があるから許される事ではありませんが、、、指導者側にも言い分がある事例も見られます」と、判断に悩むものもあると明かし「もちろん大前提として明らかな暴力、暴言はどんな理由があっても許される事ではありません!いつになっても無くならない暴力、暴言、いじめ すぐに改善される問題ではないかもしれません。学校が速やかに対応して下さる事を願います」などとつづった。


バレーボール界では、今月7日、「春高バレー」と呼ばれる全国大会常連の秋田県立雄物川(おものがわ)高(横手市)男子バレーボール部の宇佐美大輔監督(46)が部員を殴ったり、暴言を吐いたりする体罰をしていたことが関係者への取材で判明。県バレーボール協会は6日付で、1年間の謹慎処分としていた。

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