【天皇賞(秋)】意外にも過去4戦で馬券圏内なし C.デムーロ騎手がミュージアムマイルで初制覇なるか

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2025年10月28日 18:00  netkeiba

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天皇賞(秋)2025に出走予定のミュージアムマイル(今年9月撮影、ユーザー提供:sapphireさん)
 短期免許で来日しているC.デムーロ騎手が、ミュージアムマイル(牡3、栗東・高柳大輔厩舎)で天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)の初制覇を狙う。

 C.デムーロ騎手は92年7月8日生まれ、イタリア出身の33歳。兄はM.デムーロ騎手。09年に母国でデビューし、10年には153勝を挙げリーディング2位となった。今では世界的な名手で、凱旋門賞は20年にソットサス(Sottsass)、23年にエースインパクト(Ace Impact)で制覇。日本では13年の桜花賞のアユサンなどGIを5勝している。

 天皇賞(秋)のパートナーはミュージアムマイルだ。今年の皐月賞馬。日本ダービーでは距離が堪えたのか、6着に敗れたものの、秋初戦となった前走のセントライト記念を快勝し、改めて能力の高さを示している。C.デムーロ騎手は今回が3回目のタッグ。昨秋に黄菊賞を制し、続く朝日杯FSでも2着と結果を残しているので、乗り替わりは全く心配ないだろう。

 意外なことにC.デムーロ騎手は天皇賞(秋)と相性がイマイチだ。これまで4回騎乗。15年のダービーフィズが15着(12番人気)、17年のシャケトラが15着(11番人気)、22年のシャフリヤールが5着(2番人気)、24年のダノンベルーガが14着(5番人気)と、全て人気を下回る着順に終わっている。さぁ、今年こそ「5回目の正直」となるか。世界のビッグレースを次々に制している名手の手綱捌きに要注目したい。

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