山本由伸 「投手もいなかったのでいくしかない」105球の完投から中1日、スクランブル準備「まあ、止められるまで」

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2025年10月28日 18:06  TBS NEWS DIG

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■MLB ワールドシリーズ第3戦 ドジャース6×−5ブルージェイズ(日本時間28日 ドジャー・スタジアム)

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ドジャースの山本由伸(27)が本拠地でのワールドシリーズ(WS)第3戦、5対5の同点で迎えた延長18回からスクランブル登板に備えブルペンで投球を行ったが、18回裏、F.フリーマン(36)の劇的サヨナラホームランで登板はなかった。

山本は試合後に「志願というかもういなかったので、準備できると言いました」と話した。ドジャースは6時間30分を超える熱戦で中継ぎ陣を全て使い切り、ブルペンに投手がいなくなると、延長18回に入る前にベンチにいた山本がブルペンに移動。その様子を見ていた佐々木朗希(23)が驚いた表情を見せた。

26日に105球の完投を見せた山本は1イニングで肩を作り、延長19回から登板に備えたが、18回裏、F.フリーマン(36)の劇的サヨナラホームランで登板の機会はなかった。「もう投手もいなかったのでいくしかないと思いましたし、体調的にもきょういけると思ったのでいきました」

105球の完投から中1日だったが、気持ちの切り替えは「切り替える間もなく、ブルペンに入る1イニング前までベンチにいたので、とにかく集中して準備しました」延長18回、6時間40分の試合に「初めてかもしれないですね。初めてだと思います」と語り「勝ったうれしさがすごくきょうは大きかったですね」と笑顔を見せた。

スクランブル登板の準備を決めたのは「(ブルペンが)クラインだけになったので、大体2、3イニングになると思ったので、体の調子を見ながら、最初は監督が絶対いいとは言わないと思ったんですけど、どうしても仕方なかったので、準備しながら話し合おうとなって」と話し「こういう試合で投げられるようにこれまで何年も練習してきたので、19歳のときは1軍で何でもない試合で投げて、そこから10日間くらい投げられなかったり、そんな感じですけど、そこから何年も練習してこういったワールドシリーズで完投した2日後に投げられるような体になっているのはすごく成長を感じました」と改めて自身の飛躍を感じていた。

登板の機会があったらどのくらい投げられたかについては「分からないですけど、とりあえず1イニングずつ行こうと思っていましたけど、まあ、止められるまで(笑)」と報道陣の笑いを誘った。

D.ロバーツ監督(53)は山本が投げていたら「必要な限り投げさせただろう。最後の投手になるはずだった」と勝負が決するまで投げさせたと口にした。

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