ジュリアーノ・シメオネはベティス戦では先制ゴールをゲット [写真]=Getty Images アトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表MFジュリアーノ・シメオネは、データ面からも、”覚醒の時”を迎えていると言えるかもしれない。
ラ・リーガ第10節が27日に行われ、アトレティコ・マドリードは敵地でベティスと対戦。試合は序盤の3分、ゴール前のセカンドボールに反応したジュリアーノ・シメオネが左足でボレーシュートを叩き込み、アトレティコ・マドリードが先手を取る。前半アディショナルタイムには、スペイン代表MFアレックス・バエナが加入後初ゴールを奪うと、試合はこのまま2−0でタイムアップ。アトレティコ・マドリードがラ・リーガでは今季2度目の連勝を飾り、公式戦のアウェイゲームで初白星を手にした。
同試合でもゴールを奪ったジュリアーノ・シメオネは、ラ・リーガ直近5試合で1ゴール3アシストを記録したこととなり、実に4ゴールに直接関与している。データサイト『Opta』によると、これは、ジュリアーノ・シメオネが過去のラ・リーガ18試合で記録した数と同じ。当時は2ゴール2アシストだったが、得点関与のペースを早めているのは事実だ。
なお、ジュリアーノ・シメオネは試合後、スペインメディア『マルカ』を通して、試合を「チームにとっては、今季、アウェイゲームでの初勝利だ。チームとして素晴らしい仕事ができたと思う。特に前半は、カウンターアタックを何度か仕掛け、もっと得点が決まっていてもおかしくない場面はあった」と振り返る。自らのゴールシーンについては「相手のクリアボールが僕の前にこぼれてきた。(利き足ではない)左足だったし、迷うことなく振り抜いた結果だね」と語っただけでなく、「このゴールは、この前生まれた甥のファウスティーノに捧げる。彼のためのゴールだった」と、一家にとって特別な意味を持っていたことも明かした。
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