限定公開( 31 )

マツダは10月30日、走れば走るほどCO2を減らすというクルマ「MAZDA VISION X-COUPE」を「Japan Mobility Show 2025」で披露した。2035年に向けた「ビジョンモデル」の一つとして開発した。
CO2を減らす仕組みは、微細藻類から作った新しいカーボンニュートラル燃料と、CO2を吸着する金属を使ってエンジンから排出されるCO2を回収する装置「Mazda Mobile Carbon Capture」の2つ。新燃料で従来に比べてCO2排出を90%減らし、さらに回収装置で20%キャッチするため、トータル−10%になるという。
マツダの毛籠勝弘社長は「実用化すれば、走れば走ること地球がきれいになる。カーボンニュートラルを超えてカーボンネガティブに。そんな内燃機関の新しい未来をマツダは追求していく」と話す。
モーターと、約600馬力のツーローター・ロータリーターボエンジンの両方を搭載した新しいシステム構成を採用。モーターのみで約160km、エンジン併用で約800kmの走行が可能になるという。
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毛籠社長は「地球環境を良くしていく道筋は電動化だけではない。電動化も進めているが、内燃機関にも環境に貢献する道筋がある」としている。
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