台湾・味全の158キロ右腕がポスティング申請「高校時代から夢見ていた」NPB複数球団が興味

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2025年10月29日 16:48  日刊スポーツ

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中華職業棒球大連盟(CPBL)は29日、台湾・味全に所属する最速158キロ右腕の徐若熙(シュー・ルオシー)投手(24)が海外移籍制度(ポスティングシステム)を申請したと発表した。徐若熙が発表した声明では「高校時代から、いつか海外でプレーすることを夢見ていました」とし、海外移籍を承認してもらった球団への感謝とともに「来シーズンはどこで登板するにせよ、常に向上心を忘れず、決して手を抜かないことを心に留めておきます」とつづった。


台湾球界で同制度を利用するのは19〜23年まで日本ハムに在籍した王柏融外野手(32)、今季から日本ハムに加入した古林睿煬投手(25)に続いて3人目。今季は19試合で5勝7敗、防御率2・05と安定した成績を残した。シーズン中から視察していたオリックスや日本ハムなど複数のNPB球団やメジャー球団も興味を示して獲得調査を行ってきた。今後は優先交渉権を得るために獲得を希望する球団が入札する流れとなる。


◆徐若熙(シュー・ルオシー)2000年(平12)11月1日、台湾・桃園市生まれ。平鎮高から19年ドラフト1位で台湾・味全に入団。20年は右肘痛で登板なしも21年の1軍デビュー戦では球数制限がある中で3回2/3を投げてアウトは全て三振で奪う快投を披露。22年は再び右肘を痛めてトミー・ジョン手術を受け、23年に実戦復帰した。23年の台湾シリーズではMVPを獲得。台湾プロ野球での通算成績は64試合登板、16勝18敗、防御率2・42。通算305回を投げ、349奪三振で奪三振率は10・30。180センチ、76キロ。右投げ右打ち。

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