セリアの毛糸5玉を編んでいくと…… ふわふわの冬にピッタリなアイテムに「デザインがハイセンス」「めっちゃかわいい」

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2025年10月30日 08:45  ねとらぼ

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セリアの毛糸5玉を編んでいくと……

 セリアの毛糸5玉を使ってファーティペットを編んでいく様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で6万9000回視聴を突破、1800件を超える“高評価”が寄せられています。


【画像】完成したアイテム


 動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「rino / 編み物作家」のrinoさん。キッズ向けの手編みの帽子をメインに、2018年からハンドメイド作家として活動しており、以前には小さなお花をつなげた華やかアイテムを紹介してくれました。


セリアの毛糸5玉でファーティペット

 今回作るのは寒い季節に活躍してくれそうなファーティペットです。材料はセリアのドリームキャット4玉とソロフィム1玉、かぎ針は10号と7号を使用します。


ファー部分を編みます

 始めにドリームキャットでファー部分を編みます。毛糸の輪っかに糸を通して結び目を作り、10号のかぎ針を通してループを引き締め、鎖編みを12目編みます(rinoさんは気持ちゆるめに編んでいるそうです)。


 1段目を編みます。鎖編みの12目めを押さえながら立ち上がりの鎖3目を編み、押さえている目に針を入れて長編みを編みます(編み目が見づらいので手で感触を確かめながら編むといいそうです)。その後、長編みを11目編んだら1段目の終了です。


 2段目に入ります。立ち上がりの鎖3目を編み、編み地をくるっとひっくり返して、長編みを12目編みます。3段目以降も同様に繰り返し、ファー部分が50センチになるまで編んでいきます。50センチになったら鎖編みを1目編んで編み地を引き締め、糸端を10センチほど残してカットして輪から引き出します。


模様編みを編みます

 糸をソロフィム、かぎ針を7号に変更して、ファーの両端に模様編みを編みます。1段目はファーの表にしたい方を上に向け、糸端のすぐ下の目にかぎ針を通して糸端を10センチほど残して糸を出し、立ち上がりの鎖を3目編みます。続いてファーの長編み1目に対して2目ずつ長編みを編んでいきます(計24目)。


 2段目に入ります。立ち上がりの鎖を3目編み、編み地をひっくり返して1目に1目ずつ長編みを編んでいきます。3段目〜6段目も同様に編みます。


 7段目は編み方が変わります。立ち上がりの鎖を3目編み、編み地をひっくり返したら、2目飛ばして3目めに長編み1目→鎖2目→長編み1目編んでV字の模様にします。続いて2目飛ばして長編み4目のパプコーン編み(長編みを4目編んでループを伸ばし、1目めの長編みの目にかぎ針を通してループを引き締めてから引き抜き編み)→鎖1目→長編み4目のパプコーン編みを編んでハートのような模様にします。


 その後は[2目飛ばして長編み1目→鎖2目→長編み1目]→[2目飛ばして長編み4目のパプコーン編み→鎖1目→長編み4目のパプコーン編み]を繰り返します。段の最後は立ち上がりの鎖3目めに長編みを1目編んで終わります(1段にハート模様が3つできています)。


 8段目を編みます。立ち上がりの鎖を3目編み、編み地をひっくり返したら、前段の鎖編みの部分に[長編み1目→鎖2目→長編み1目]のV字を編みます。続いてパプコーン編みの間の鎖目にも[長編み1目→鎖2目→長編み1目]のV字を編みます。その後は同様に[長編み1目→鎖2目→長編み1目]を繰り返し、立ち上がりの鎖3目めに長編みを1目編んで終わります。


 7段目と8段目の編み方を1セットとして、全部で6セット(18段目まで)編みます。編み終わりは鎖編みを1目編んで編み地を引き締めてから糸端を10センチほど残してカットして輪から引き出します。


 糸をドリームキャット、かぎ針を10号に戻して、裾のファーを編みます。模様編みの編み地を表に向け、糸端のすぐ下の目にかぎ針を通してファー毛糸を引っかけて引き出し、立ち上がりの鎖を3目編みます。その後はV字の間の鎖の部分に長編みを1目ずつ編んでいきます。端まで編めたら鎖編みを1目編んで編み地を引き締めてから、糸端を10センチほど残してカットして輪から引き出します。反対側も同じように模様編みを18段とファーを1段編みます。


通し口を編んで縫い付けます

 通し口は糸はソロフィム、かぎ針は7号を使って編んでいきます。糸端は20センチほど残して結び目を作り、鎖編みを12目編みます(糸端は後で縫い付ける際に使います)。


 12目めを押さえながら立ち上がりの鎖3目を編み、1段目に入ります。押さえている4目めの裏山(裏側にポコっと出ている部分)に針を入れ、長編みを1目ずつ編んでいきます(計12目)。


 2段目は模様編みになります。立ち上がりの鎖3目を編み、編み地をひっくり返し、[2目飛ばして長編み4目のパプコーン編み→鎖1目→長編み4目のパプコーン編み]→[2目飛ばして長編み1目→鎖2目→長編み1目]→[2目飛ばして長編み4目のパプコーン編み→鎖1目→長編み4目のパプコーン編み]と編んで、立ち上がりの鎖3目めに長編みを1目編みます。


 3段目は立ち上がりの鎖3目を編み、編み地をひっくり返し、[前段のパプコーン編みの間の鎖目に長編み1目→鎖2目→長編み1目]→[前段のV字に長編み1目→鎖2目→長編み1目]→[前段のパプコーン編みの間の鎖目に長編み1目→鎖2目→長編み1目]→立ち上がりの鎖3目めに長編みを1目編みます。4段目は2段目、5段目は3段目と同様に繰り返します。


 6段目を編みます。立ち上がりの鎖3目を編み、編み地をひっくり返し、長編みを1目ずつ編んでいきます。最後のV字の鎖2目には長編みを1目編み、立ち上がりの鎖3目には長編みを1目編みます(計12目)。編み終わりは鎖編みを1目編んで編み地を引き締めてから、糸端を20センチほど残してカットして輪から引き出します。


 通し口の編み地を本体に縫い付けます。通し口の模様編みの向きが本体と同じになるように合わせてソロフィムで編んだ本体1段目に重ね、通し口の上側と本体の中心をマーカーで合わせます。糸端をとじ針に通し、本体をいせ込みながら、かがり縫いをしていきます(通し口の作り目は全て拾い、本体の編み目は1目飛ばしくらいで縫い縮める)。最後の目は丈夫になるように2〜3回かがり、糸端は裏側で糸処理をします。


 通し口の下側と本体も、中心を合わせて同じようにかがっていきます。端から端まで縫えたら裏側で糸処理をします。残っている糸端も全て糸処理したら完成です。


 出来上がったファーティペットは、ふわふわ暖かそうで品のあるデザイン。コメント欄には「めっちゃかわいいです」「ちょうど同じ毛糸が5玉残ってたので今日から編み始めます」「デザインが毎度毎度ハイセンスで良い意味でハンドメイドっぽくないのがとても良いです」といった声が。「買ってきて編んでるんですが全然編み目分からなくて発狂しました……」「編み物始めて半年くらいなのにこれに挑戦しちゃって、わかんなすぎて全部の目にマーカーつけてる」とファーに苦戦したという書き込みもありました。


 rinoさんはYouTubeチャンネル「rino / 編み物作家」の他、Instagram(@melt_official.jp)やTikTok(@melt_official.jp)でも、編み物の情報を発信しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「rino / 編み物作家」さん



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