

夫は付き合いを考え直すほどのことではないと言います。「その程度のことで、いちいち腹を立てて絶縁していたらキリがないよ」たしかに習い事で仲良くしているし、小学校が同じになる予定だから、簡単に縁を切れないのも事実です。
できれば今後の付き合いは控えたいですが、そういうわけにもいきません。その次の週も、習い事が終わるとシズカはマオちゃんと仲良く出てきました。そしてお迎えに来た私に向かって「これから一緒にご飯に行きたい」と言いだします。

その日は夫の帰宅が遅いので、シズカとどこかで外食をして帰ろうという話をしていました。するとマオちゃんの家も同じだったようです。子ども同士が意気投合しているから、もしカスミさんが反省して行動をあらためるなら、これまでどおりの付き合いを続けてあげてもいいかもしれない……。そう思って私はチャンスをあげるつもりで誘ったのです。
しかしカスミさんからの返事はなんと、まさかのお断り。「食事の時間がお互い苦痛なものになっちゃうから」と笑顔でサクッと去られてしまいました。
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原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

