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大日本印刷と横浜市立大学は、オリジナルキャラクターを活用したオンラインカウンセリングである「アニメ療法」の実証実験を、10月にスタートした。生きづらさを抱える若者を主な対象に、心理士がキャラを介してオンラインカウンセリングを行う。
アニメ療法は、アニメ作品への没入や感情移入を通じて、心理的効果や自己変容を促すもの。横浜市立大学で客員研究員を務めるイタリア人精神科医パントー・フランチェスコ氏が提唱した。
DNPはパントー氏とともに、オンラインカウンセリングの実証実験を設計。DNPがオリジナルキャラクターのデザイン・制作と、カウンセリングシステムの設計・制作を担った。
実証実験は、2025年10月1日〜26年6月30日 に、18〜29歳の成人20人に実施。対象者が、パントー氏の原案による物語的背景を持ったオリジナルキャラ全6種の中から1人を選び、心理士が自身のアバターを介して、アニメ療法に基づくオンラインカウンセリングを実施する。
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カウンセリングの前後で対象者が質問票に回答し、心理士などが効果を測定。有効性・有用性を検証し、社会実装を目指す。
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「アニメ療法」実証実験スタート(写真:ITmedia NEWS)124

「アニメ療法」実証実験スタート(写真:ITmedia NEWS)124