 もちの木賞2025に出走予定のボクマダネムイヨ(今年9月撮影、ユーザー提供:つばささん)
もちの木賞2025に出走予定のボクマダネムイヨ(今年9月撮影、ユーザー提供:つばささん) デビュー戦を圧勝したボクマダネムイヨ(牡2、栗東・東田明士厩舎)が、日曜京都9Rのもちの木賞(2歳・1勝クラス・ダ1800m)で無傷の2連勝を狙う。
        
    
         ボクマダネムイヨは父クリソベリル、母イイコトバカリ、母の父エンパイアメーカーの血統。珍名で知られる小田切ファミリーゆかりの母系出身。母はJRAの2勝馬で、祖母のワナは02年の新潟2歳Sの覇者。半兄のイツモハラペコと半姉のイエデゴロゴロはJRA時代本馬と同じく小田切光オーナーの所有馬で、ともにJRAで1勝している。馬名の意味由来は「僕まだ眠いよ」。
        
    
         ここまで1戦1勝。9月に阪神ダ1800mでデビュー。好位追走から直線で後続を突き放し、2着に7馬身差の圧勝だった。2着のサリカリーフォリアが次走で初勝利を挙げているようにメンバーレベルも上々。それだけに価値のある走りだったといえる。今回は昇級戦、しかも骨っぽいメンバー構成となったが、好勝負の可能性大だろう。
        
    
         ここを勝てばオープン入りとなり、年末の全日本2歳優駿など大舞台への道が開ける。現時点では話題先行だが、堂々の2連勝を決めて、実力でも世代トップクラスであることを証明してほしい。