
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦スケートカナダ>◇30日(日本時間31日)◇女子公式練習
【サスカトゥーン=藤塚大輔】GP第1戦フランス杯で初出場初優勝を収めた中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、12月のファイナル進出がかかる一戦に自然体で挑む。
今大会で3位以内に入れば、来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の代表選考に大きく関わるファイナル進出が決まる。周囲の期待を感じつつ「まずはしっかり自分の演技に集中したい。表彰台に乗れたらいいなぐらいに思っています」と自分に矢印を向けた。
ショートプログラム(SP)とフリーでは、大技トリプルアクセル(3回転半)を1本ずつ投入予定。この日の公式練習でも入念に確認し、曲かけ後にはクリーンに着氷した。練習全体を通じては空中で体が開くジャンプが目立ったが、踏み切り時に左足に重心を乗せることを意識するなどして修正するといい「まずはしっかり着氷できるようにしたい。他のジャンプも安定するようにしたい」と見据えた。
五輪候補に躍り出たニューヒロインは「フランス杯が終わってからもしっかり練習してきた。それを信じれば大丈夫」と明るく誓った。
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日本勢では3月の世界選手権銅メダルの千葉百音(20=木下グループ)、昨季のNHK杯3位の青木祐奈(23=MFアカデミー)が出場。ともに今季GP初戦となる。千葉は「全日本選手権がピークになることを見据えた上で、GPシリーズも全力を出していきたい。ショート、フリーと納得のいく演技ができるよう、自分に集中して頑張りたい」と意気込み、青木は「自己ベストを出せたら。まずは満足のいく演技ができればいいなと思う」と誓った。
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