「スーパー戦隊シリーズ」終了で「プリキュアシリーズ」がトレンドに浮上…不安の声、臆測も

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2025年10月31日 09:42  日刊スポーツ

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テレビ朝日

テレビ朝日系特撮ドラマ「スーパー戦隊シリーズ」が、現在の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(日曜午前9時30分)を最後に終了し、1975年(昭50)開始の第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」から半世紀の歴史に幕を下ろすことが30日、明らかになった。そのことを受けて、X上で「プリキュアシリーズ」がトレンドワードに浮上した。


「スーパー戦隊シリーズ」の終了は、イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが放送終了の背景にあるという。同シリーズをはじめ、複数のシリーズ、IPの玩具を発売しているバンダイナムコホールディングスが、5月8日に開示した2025年3月期のIP別売上高(国内トイホビー)で「スーパー戦隊シリーズ」は、24年3月期の通期実績と変わらず54億円を記録したが、開示された9つのIPの中で最低の売上で「ONE PIECE」の942億円の18分の1の数字に留まった。


1966年(昭41)の「ウルトラQ」「ウルトラマン」でスタートし、59年の歴史が続く「ウルトラマン」も、2025年3月期の通期実績は下から2番目の67億円と低かった。「スーパー戦隊シリーズ」と同じテレビ朝日系で04年にスタートした「ふたりはプリキュア」から21年続く「プリキュアシリーズ」も、下から3番目の78億円にとどまった。


現在、第22弾「キミとアイドルプリキュア♪」(日曜午前8時30分)が、テレビ朝日系で放送されているが、バンダイナムコホールディングス売り上げのIP別売上高の数字を元に「プリキュアも終わる可能性がある」などの臆測が飛び交っている。一方で、9月12日公開の「映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!」は興行収入10億円突破と、東映配給の劇場版シリーズは好調だ。「映画の興収で結果が出ているから大丈夫」「ずっと続いて欲しい」など、存続を信じるファンの根強い声も相次いでいる。

このニュースに関するつぶやき

  • プリキュアも2020年代からの出生数激減でメインターゲット層ジリ貧してるからね、大人向けに完全に依存しないとコンテンツ維持できない。
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