
秋季キャンプに参加する広島ナインが31日、キャンプ地の宮崎・日南市へ移動した。初の秋季キャンプ参加となる佐々木泰は、下半身強化をテーマに掲げた。「年間通して戦うためには下(半身)が大事になる。上(半身)だけに頼っているとケガも増えますし、試合を重ねていく上で負担も変わってくると思う。打撃でも下の使い方を意識しているので、しっかりやっていきたい」。意気込みを口にして、広島をたった。
1年目の今季は相次ぐケガに見まわれた。前年の神宮大会での左肩負傷の影響で、今春キャンプは2軍スタート。オープン戦期間中に1軍合流も、左太もも裏の肉離れで開幕1軍を逃した。シーズン中も肋骨(ろっこつ)の疲労骨折による離脱はあった。それでも再昇格したシーズン終盤には15試合連続安打を放つなど、シーズン打率2割7分1厘を残した。フェニックスリーグでも実戦打席を重ね「もっともっと良くなるというものはあった」と手応えを口にする。
プロ初本塁打は持ち越しとなったが、スタメン49試合のうち37試合で安打を放つ安定感を示した。秋季キャンプで打撃の土台となる下半身を強化し、長打力を磨いていく。
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