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画像提供:マイナビニュース和歌山県海南市の中野BCは、2025年に収穫した南高梅100%で仕込んだ梅酒の新酒「香る南高NOUVEAU(ヌーボー)」を11月21日に解禁、数量限定で販売する。予約を受け付けており、価格は720mlボトルが1,595円、1,800mlボトルが2,640円。アルコール度数は20度。
        
    
        中野BCの「梅酒NOUVEAU」は2011年から続く梅酒の新しいスタイル。その年に収穫した梅を仕込み、熟成させずにフレッシュな味わいを楽しむ。和歌山発の梅文化を国内外に広め、季節を楽しむ日本ならではの文化を発信するとしている。
        
    
        今回の「香る南高NOUVEAU」について、梅酒造りを指揮する“梅酒杜氏”の藤原弘彰氏は、「春の雹被害を乗り越え、強い日差しをたっぷり浴びた梅が力強い旨みを生みました。酸味と香りが際立つ、芳醇でスッキリとした味わいです。」とコメントしている。
        
    
        杜氏がおすすめするのは、常温でワイングラスに注いだり、炭酸割りにしたりする飲み方。ワイングラスで飲むと、ウメの若々しい爽やかな香りと味わいをより楽しめるとしている。
        
    
        ちなみに、通常の梅酒と新酒の違いだが、通常の梅酒はウメの漬け込みから半年となる時期に実をいったんタンクからすべて取り出して、半年から1年かけて酒蔵内で長期熟成させて出荷する。一方の新酒は、タンクから梅の実を取り出したばかりの原酒をそのまますぐに瓶詰めし、できたての梅酒として出荷する。(林利明)