 日本代表とコペンハーゲンで充実したプレーを見せている鈴木 [写真]=Getty Images
日本代表とコペンハーゲンで充実したプレーを見せている鈴木 [写真]=Getty Images 日本代表の一員として臨んだ10月シリーズで一気に注目度を高めたDF鈴木淳之介だが、2025年7月に加入したコペンハーゲンでも評価が急上昇している模様だ。現地時間29日、デンマークメディア『Tipsbladet』が伝えている。
        
    
         鈴木は、10日に行われたパラグアイ代表戦で3バックの左センターバックとして先発フル出場。14日に行われたブラジル代表戦にも先発すると、18歳“神童”FWエステバン(チェルシー/イングランド)を封殺する活躍を見せ、3−2で対ブラジル代表戦初勝利を収めたチームに大きく貢献した。
        
    
         歴史的勝利のキーマンとなった鈴木には世界中から大きな注目が集まったが、所属クラブでのプレーも光り輝いている。『Tipsbladet』は、コペンハーゲンがデンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部リーグ)で調子を落とし始めている点を指摘(10月の3試合で2分1敗、計2ゴール)。一方で「満足できる選手の一人がスズキだ」と、新加入選手である鈴木のプレー内容を高く評価した。
        
    
         同メディアは「彼は安定した高いレベルを示しており、統計的パラメータでも際立っている」と分析。「10月5日(ミッティラン戦)の先発デビュー以来、スズキはチーム内で2番目に敵陣でボールに触れた選手である」と、プレー関与が多い点を評価した。
        
    
         また、コペンハーゲンでの鈴木は3バックの右センターバックや4バックの右サイドバックでプレー。日本代表とは異なる位置で起用されながらも、安定した活躍を披露している。