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写真 大人世代にはハードルが高いイメージだった「アイブロウマスカラ」ですが、最近では使う人も増えているそう。とはいえ、新しいアイテムは慣れるまでが大変ですよね。先日も、友人が「アイブロウマスカラをつい重ねすぎて、イモムシのような眉毛になってしまう」と嘆いていました。
        
    
         ここ数年、イモムシ眉毛になっている女性を見かけることは少なくありません。アイブロウマスカラは、まつ毛用マスカラほどメジャーではないので、使い方がわからない&難しいと感じている人も多いようです。
        
    
         そこで今回は、アイブロウマスカラの選び方や基本の使い方をご紹介します。
        
    
        ◆大人世代こそ取り入れたい! アイブロウマスカラの基本
 ペンシルのように描き足すものではなく、眉毛に色を塗布して立体感を出してくれる眉毛用のマスカラ。ペンシルやパウダーだけで仕上げるよりも、立体感やツヤを演出できるので、垢抜けた印象になります。また、カラーも豊富でメイクの幅も広がります。
        
    
         ただ、使い方がわからない、難しいのでは? と思っている人も多く、いまいちメジャーになりきれていないのも事実。若い世代は、髪の色に合わせるだけでなく、あえて外したカラーを選んでメイクを楽しんでいるようですが、大人世代にはなかなか難しいようです。
        
        
        
    
         しかし、眉毛のボリュームが減り、顔ものっぺりしてくる大人世代こそ、メリハリをつけ、立体感を出すためにも必要なアイテムと言えます。
        
    
         種類もたくさんあってどれを選んだら良いかわからないという人のために、まずはアイブロウマスカラの選び方から整理していきましょう。
        
    
        ◆選び方1:髪色にとらわれず、少し明るめのカラーを選ぶ
 髪色に合わせたカラーを選ぶのが一般的でしたが、最近はあえて外すという人も増えています。とはいえ、初心者がいきなりピンクや赤などを選ぶと眉毛だけ浮いてしまうなんてことになりかねないので、やはり髪色を基調にすると良いでしょう。ただし、髪色よりワントーン明るいカラーを選ぶと、垢抜け感も出ておすすめです。
        
    
         たとえば、黒髪ならダークブラウンやアッシュ系、グレー系など。明るめの茶髪であればライトブラウンやベージュ系などが合わせやすいです。もちろん、トレンドを取り入れたり、アイシャドウとトーンを合わせたりするのもあり。
        
    
         どうしてもカラーものが苦手という人は、透明タイプのアイブロウマスカラもあるので、そちらから始めてみると良いでしょう。
        
        
        
    
        ◆選び方2:ブラシのサイズや落ちにくさもチェック!
 アイブロウマスカラは、まつ毛のマスカラと違って、眉毛に塗るため地肌についてしまうのではという心配もあり……。初心者は、小回りのきく小さめブラシがおすすめです。細かい部分も塗りやすく、地肌につく心配も軽減できます。また、ウォータープルーフであれば汗をかいても落ちにくいので安心。
        
    
         ただし、肌への優しさを重視するならお湯でオフできるフィルムタイプなど、好みに応じて選んでみてください。
        
    
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 続いては、立体感のある綺麗な眉に仕上げるために、押さえておきたい基本の使い方をご紹介します。
        
    
        ◆使い方1:スクリューブラシでとかしてから眉を描く
 いつも通りにペンシルやパウダーで眉を描きます。アイブロウマスカラは仕上げに使うので、この段階である程度眉を仕上げる感じに描くと良いでしょう。普段の8割程度で仕上げるのがポイント。また眉を描く際には事前にスクリューブラシでとかすのも忘れずに。これをするとしないのとでは、仕上がりが変わってくるので必須です!
◆使い方2:液をブラシ全体に均一に、余計な液は落とす
 ブラシにマスカラ液が均一になじんでいないと、つけた時にムラやダマの原因になってしまいます。また、液がつきすぎるとべたっとしてイモムシ眉の原因に。明らかに不自然な眉になってしまうので、まずは容器のふちやティッシュで液をオフして、均一になじませるようにしましょう。
        
    
         液を落としてしまうなんてもったいないと思う人もいるかもしれませんが、これをやるのとやらないのとでは仕上がりが変わってくるので気をつけましょう。
        
        
        
    
         ただ、容器の縁でしごくと、液が固まり、閉まりにくくなるなどの問題も発生するので、できればティッシュオフするのが良いでしょう。
        
    
        ◆使い方3:仕上げに毛流れを整えるようにつける
 眉尻から眉頭に向かって、毛流れに逆らうようにつける方法が以前は主流でしたが、これが意外と難しい。最近は、仕上げに毛流れに沿ってつける方法を、多くのヘアメイクさんがオススメしています。アイブロウマスカラ初心者であれば特に、こちらの方が取り入れやすいと思います。
        
    
         毛流れに沿って、眉をとかすようにさっとなじませる。眉頭は上にとかすようになじませると立体的になるのでおすすめです。この際、地肌にマスカラがつかないように気をつけましょう。毛流れが整って立体感が出ると、一気に垢抜けた雰囲気になります。
        
    
         また、単品だけでなくペンシル、パウダー、リキッド、マスカラと複数を使うことでさらに立体感が生まれて、顔にメリハリが出ますよ。
        
    
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 アイブロウマスカラは、簡単に眉の雰囲気を変えられるので、垢抜けた印象づくりにもおすすめです。マンネリメイクに飽きた、雰囲気を変えたい! という時にもめちゃくちゃ使えるアイテム。アイブロウマスカラを上手に使いこなして、イモムシ眉を卒業しましょう!
<写真・文/佐治真澄>
【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。