【全日本大学駅伝】前回覇者国学院大は出雲区間新の辻原輝を2区 2年生2人の起用にも注目

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2025年10月31日 16:00  日刊スポーツ

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国学院大・辻原輝(2025年10月13日撮影)

11月2日号砲の第57回全日本大学駅伝(午前8時10分スタート)の区間エントリーが発表された。27チームが愛知・熱田神宮西門前〜三重・伊勢神宮内宮宇治橋前の全8区間(106・8キロ)で争う。今大会の注目校を紹介する。


2年連続2冠を目指す国学院大は、前回経験者5人のうち3選手が補欠登録となった。


2連覇のポイントになりそうなのが、レースの流れをつくる1区(9・5キロ)。スターターを担う尾熊迅斗(2年=東京実)は10月の出雲駅伝では2区区間6位で大学3大駅伝デビューを果たした。集団走で力を発揮できるかが鍵となりそうだ。


2区起用は、前回3区区間3位と好走した辻原輝(3年=藤沢翔陵)。10月の出雲駅伝では4区区間新記録をマークするなど伸び盛りの好調株だ。


前回2区を走った青木瑠郁(4年=健大高崎)、出雲5区2位と好走した高山豪起(4年=高川学園)、伊勢路5区トップだった野中恒亨(3年=浜松工)の3選手は当日変更でどこに配置されるかも注目が集まる。


また、出雲で3大駅伝デビューがかなわなかった飯国新太(2年=国学院久我山)は5区起用。補欠に回った鼻野木悠翔(2年=北海道栄)の起用法にも注目だ。


前回大会は、マラソン初挑戦にして優勝を果たした平林清澄(現ロジスティード)や6区区間新でMVP賞に輝いた山本歩夢(現旭化成)を擁し、初の伊勢路制覇。全日本2連覇で悲願の箱根駅伝総合優勝に向けて、弾みをつけられるか。

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