 「セラピーバイク」を視察体験する斎藤知事=30日、兵庫県宍粟市
「セラピーバイク」を視察体験する斎藤知事=30日、兵庫県宍粟市   兵庫県の斎藤元彦知事は30日、宍粟市で、森林の中を電動マウンテンバイクで駆け抜ける「セラピーバイク」を視察体験した。同市のセラピーバイクは、大阪・関西万博に合わせ県全体をパビリオンと見立てた体験型プログラム「ひょうごフィールドパビリオン」の一つ。斎藤氏は「都会を離れ自然の中でリラックスできた」と話した。
        
    
         宍粟市は2022年に、リラックス効果やストレスの緩和効果をもたらすことができるとして、森林セラピーソサエティの「森林セラピー基地」に認定され、整備を進めている。
        
    
         フィールドパビリオンには県内268件が登録。このうち宍粟市のものは、渓流の流れる深い森の中のセラピーロードを、電動マウンテンバイクで爽快に駆け抜ける。
        
    
         フィールドパビリオンは万博終了後も続ける予定で、斎藤氏は「今後委員会を立ち上げ検証する。新観光戦略を見直し、オーバーツーリズムに陥らない高付加価値型ツーリズムを目指したい」と話した。