
警視庁は31日、築地署地域課の巡査部長、米川和行被告(40)=東京都世田谷区若林4=を懲戒免職処分にした。他人に売るために口座を開設したとする詐欺容疑などで8〜9月に2度逮捕され、詐欺や有印公文書偽造・同行使罪で起訴されていた。
警視庁によると、米川被告はギャンブルによる借金がかさんだため、3〜5月に六つの銀行口座を売却して11万円を得ていたという。特殊詐欺事件に使われたとみられ、被害金を含む7000万円が一時振り込まれた。
また、銀行口座を他人に売り渡したとして、犯罪収益移転防止法違反容疑でも追送検した。「目先の金欲しさで後先を考えず、これくらいなら逮捕されないと思ってやってしまった」と話しているという。【春増翔太】
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