 2度目のルヴァンカップ制覇へ意気込むスキッベ監督
2度目のルヴァンカップ制覇へ意気込むスキッベ監督 サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、11月1日に控えるルヴァンカップ決勝への意気込みを語った。
        
    
         国立競技場で行われるルヴァンカップ決勝。2022年以来となる3大会ぶりの優勝を目指す広島の相手は、2013年以来の優勝を目指す柏レイソルに決定した。
        
    
         2022年に広島の監督に就任したスキッベ監督は、就任1年目でルヴァンカップ優勝を達成。J1では3位、天皇杯では準優勝の成績を残すと、2023年はJ1で3位、2024年はJ1で2位の成績を収め、今シーズンはルヴァンカップと天皇杯でタイトルの可能性を残している。
        
    
         自身2度目のルヴァンカップ決勝を戦うスキッベ監督は「大会方式はJ1からJ3まで全てのJリーグのチームが参加したということ、ホーム&アウェイが続いて行われることで、非常に面白い大会だと思う」と、2024年に大会方式が変わったルヴァンカップに言及。「その中で、お互いのチームが苦しみながら勝ち上がってきて、明日はJリーグでも強豪と呼ばれる2チームが素晴らしいサッカーができることを期待しています」と、共に2冠の可能性を残す柏との素晴らしい戦いを期待すると語った。
        
    
         柏とはJ1で2度対戦しどちらもドロー。リーグ2位につけて優勝を狙える位置につけている柏については「リカルド・ロドリゲス監督の下で新しいサッカーに挑戦し、凄く成長したチームだと思っている」と語り、「ボールを握ることもでき、早く攻撃することもできる。そういったところをやらせないことが一番カギになる」と、相手のストロングポイントを出させないことが重要だとした。
        
        
        
    
         前回優勝した2022年は、後半アディショナルタイムまで1点ビハインドだった中、後半途中から出場していたピエロス・ソティリウが2ゴールを奪い逆転優勝を収めた。延長戦やPK戦の可能性もある中で、「交代選手だけではなく、全ての選手が重要だと考えている。ゲームの流れ、展開、点差によって、どういった選手が入るか変わることはあるが、最初の11人がチームに誇りを持って戦えるか。そこが重要なポイントだ」と、全ての選手が重要としながらも先発の11名のパフォーマンスが重要だとコメント。試合の主導権を握って戦えるかが、優勝のカギを握ることになりそうだ。