
                    松浦弥太郎
                    Image by: Papas
                   2026年に誕生40周年を迎える「パパス(Papas)」が、クリエイティブオフィサーに松浦弥太郎氏を任命した。同氏は2026年秋冬シーズンからブランドに参加する。
        
    
         パパスは、「大人の男性のためのカジュアルウェア」として1986年に設立。ブランド名は、小説家アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)の愛称「パパ・ヘミングウェイ」に由来している。創業当初からメイド・イン・ニッポンを追求し、厳選した素材を日本の職人の技術力で仕上げたカジュアルウェアを製作。現在、東京・丸の内の旗艦店をはじめ、全国の主要百貨店を中心に66店舗を展開している。なお、シーズンカタログを年2回・約3万部発行しているほか、ブランドのカルチャーを表現したブランドブック「PAPAS BOOK」を年1回発行している。
        
    
         松浦は1965年東京都出身。「暮しの手帖」で編集長を務め、現在は執筆活動のほか、企業のブランディングや商品開発、コンサルテーションなどを行っている。
        
    
         2026年秋冬コレクションからは、衣食住、趣味、旅を通じて、上質なライフスタイルとゆたかな人生哲学を発信してきた松浦の思想とブランドの精神と重ね、「人生を楽しみ、豊かな時間を着る」という新たなヴィジョンを提示。パパスは新たな体制のもと、これまで培ってきた価値観に「現代の自由と品格」を融合し、真の豊かさを伝え続けるブランドとしてさらなる進化を目指すという。
        
    
         また、松浦の就任に併せて、メンズブランド「モヒート(MOJITO)」のデザイナーである山下裕文がプロダクトディレクターに就任。編集者・文筆家としてファッションカルチャーを牽引してきた山下英介氏が、エディトリアルを担当する。
        
        
        
    
        ◾️パパス:公式サイト