
ラグビーで世界ランク13位の日本代表エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(65、HC)が“ジョーカー”を手に、ブライトンの奇跡の再現を目指す。
秋のテストマッチ5連戦の第2戦は11月1日午後4時10分(日本時間2日午前1時10分)、W杯2連覇中で同1位の南アフリカとのテストマッチ「リポビタンDツアー2025」に臨む。
舞台は大金星を挙げた15年W杯の開催地ブライトンと同じイングランド。10月30日(同31日)にメンバー23人を発表し「自分たちが歴史をつくる機会がある。スポットライトを浴びる。過去一番、一体感を持って戦う」と言い切った。
過去1勝2敗の難敵は、W杯連覇に導いた主将でフランカーのシヤ・コリシ(シャークス)ら隙の無い23人を登録。FW戦で絶対的な自信を持つ相手に、日本は控えのFWとBKの割合を通常の「5−3」から「6−2」とした。肝はFW第3列が主戦場の192センチ、ティエナン・コストリー(コベルコ神戸スティーラーズ)。WTBでの起用も視野に入れた“ジョーカー”となる。
かねて合宿でBKの練習に入るなど温めていたプランで、ジョーンズHCは「WTBの75%ぐらいの素早さを持っていて、身体能力も高く、空中戦にも優れている。FWだけでなく、WTBでも活躍してくれる」と期待する。
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会場はサッカーの聖地ウェンブリー競技場。強敵に食らいつき、再び世界を驚かす。【松本航】
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