
■MLB ワールドシリーズ第6戦 ドジャース3−1ブルージェイズ(日本時間1日 トロント、ロジャース・センター)
【一覧】大谷翔平らドジャースが逆転Vへ総力戦、MLBプレーオフ日程&結果
負けたら終わりのワールドシリーズ(WS)第6戦で、接戦を制したドジャース。対戦成績を3勝3敗とし、勝負は翌日の最終第7戦に持ち込まれた。
前日から打順を変更し、先発・山本由伸(27)降板後の継投など、指揮官の采配も功を奏した。最後はK.ヘルナンデス(34)がヒメネスの浅いレフトフライを好捕し、二塁走者が戻ろうとしていたところをM.ロハス(36)への好送球で二塁でアウト。ダブルプレーで9回の危機を凌いだ。
試合後、ロバーツ監督(53)は会見で打線の入れ替えについて「満足してる。まずミギー(二塁のロハス)は守備で大きなプレーを何度もしてくれた。ああいうエネルギーを求めていたし、まさにそれをもたらしてくれた。キケ(ヘルナンデス)のダブルプレーも素晴らしかったし、最後の“キケ→ミギー”のプレーも大きかった。ムーキー(ベッツ)もいい形で打席に入れてたし、重要な一打を打ってくれた」と話し、第3戦以来の出場となったロハスら選手たちを労った。
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(最終打者)ヒメネスの打球が上がった瞬間を聞かれると「“頼む、浮いてくれ”と思っていた。キケはスタートが抜群だ。見ていて本当に楽しい選手の一人で、野球センスが抜群だ。打球判断、送球の意識、すべてが一流。とにかくすごい選手だ。いい反応だったし、正直、祈っていたよ」と好判断を絶賛した。
明日第7戦の先発は「TBD(未定)だ」とし、大谷翔平(31)の先発の可能性についても「可能性はある」と返答。第7戦に向けて大谷と話は?と聞かれ「先発で行くか、リリーフで出るか、その感触を確かめてるところ。もうほぼ決まりかけてる」と明言を避けた。
レギュラーシーズンで大谷は中3日登板の経験がないことも問われ「(不安は)全くない。チーム全員そう思ってる。Game7だ。誰もが今までやったことのないことをやる試合だ。選手を信じて、勝ちに行くだけだ」と予測不能の最終決戦へ意気込んだ。

