
2日号砲の大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝の前日会見が1日、名古屋市内で行われた。
前回4位の創価大・榎木和貴監督(51)は「新戦力のチャレンジ 5位以上」をフリップに記し、「(国学院大、駒大、青学大、早大、中大の)『5強』と言われている大学の中で、我々はすでに6番手と思ってやってきたので、その一角を崩せればというところのチャレンジをしていきたい」と話した。
1区から順に、黒木陽向(4年=九州学院)−小池莉希(3年=佐久長聖)−藤田圭悟(1年=関西創価)−織橋巧(3年=中京)−衣川勇太(1年=西脇工)−榎木凜太朗(2年=小林)−篠原一希(3年=山梨学院)−山口翔輝(2年=大牟田)を配置。
「前半区間の1区から4区まででどれだけ上に入れるかの区間配置を考えている」とし、キーマンには2区小池と4区織橋の3年生コンビも挙げた。
昨年は大エースの吉田響(現サンベルクス)頼りだったところもあったが、6月の函館ハーフで4位入賞したアンカー山口を筆頭に新戦力の著しい成長も見られた。出雲駅伝では全6選手が区間5位以内でまとめたのも大きな収穫となった。
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10月の出雲駅伝を走った石丸惇那(4年=出水中央)と野沢悠真(4年=利府)、スティーブン・ムチーニ(3年=ミクユニ)は補欠に回っているが、指揮官は「後半の長い区間では、信頼できる(日本人の)選手を配置する予定」と当日変更も明かした。【泉光太郎】
◆全日本大学駅伝 8区間(106・8キロ)を舞台に、全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われる。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時30分までが期限となる。
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