【ロッテ】吉川悠斗、紅白戦3回完全 黒木Cから「ランディ・ジョンソン」も「左で背が高いだけ」

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2025年11月01日 17:54  日刊スポーツ

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紅白戦で先発登板したロッテ吉川(撮影・星夏穂)

ロッテは宮崎・都城での秋季キャンプ第1クール4日目の1日、紅白戦を行った。サブロー新監督(49)のもとでの初の実戦練習となった。


   ◇   ◇   ◇


「幕張のランディ・ジョンソン」が存在感を発揮した。今年7月に育成から支配下に昇格した吉川悠斗投手(20)が紅白戦で先発登板。3回完全投球4奪三振と好投した。「アベレージが高い選手がたくさんいたんで、そういう選手に対してしっかり自分のボールで抑えられたっていうのは、結構良かった」とうなずいた。


秋季キャンプでは体作りを中心に投手陣全体のテーマであるクイックや、配球を課題に取り組んでいる。「しっかりもうひとつ、ふたつレベルアップできたら。球速とかもシーズン中はセットになって、球速が落ちるっていうのが目立ってたんで、そこを改善して、ある程度今できてるかなって感じなので、引き続きやっていきたい」と話した。サブロー監督も「左がやっぱり少ないんで、吉川も出てきてくれたら助かります」と20歳左腕に期待した。


黒木1軍投手コーチは「うちのランディ・ジョンソン」とサイ・ヤング賞5度受賞の長身左腕の元メジャーリーガー似であると太鼓判。だが当の本人は「左投げで背が高いからだけだと思います」と苦笑い。それでも「そんな風になれたらいいなと思います」とメジャー級の活躍を目指す。【星夏穂】


◆吉川悠斗(よしかわ・ゆうと)2005年(平17)3月14日、埼玉県生まれ。中学時代は吉川美南ボーイズ所属。浦和麗明では1年秋からベンチ入り。3年夏は4回戦で敗退し、高校3年間で甲子園出場なし。22年育成ドラフト1位でロッテ入団。25年7月31日に支配下選手契約を結び、8月1日西武戦でプロ初登板。同21日楽天戦ではプロ初先発初勝利をマーク。185センチ、82キロ。左投げ左打ち。

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