
<全日本大学駅伝>◇11月2日◇熱田神宮西門前〜伊勢神宮内宮宇治橋前(8区間106・8キロ)
5区(12・4キロ)で駒大の伊藤蒼唯(4年)が、区間記録を17秒も更新する驚異的な区間新記録の快走で単独トップに立った。
1位中大から35秒差の4位でタスキを受けると、スタートからハイペースで飛ばして13秒差あった3位帝京大を1・5キロ地点でかわし、5キロすぎには先頭争いをしていた中大と国学院大を一気に抜き去ってトップに立った。その後も後続との差を広げて独走。2位国学院大に52秒の大差をつけて1位でタスキをつないだ。
区間タイムは23年に創価大の吉田響(当時3年)が樹立した35分18秒の区間記録を17秒も更新する35分01秒。距離にして約100メートル以上。これまで区間2位が多く、今年10月の出雲駅伝でも4区を走り、区間新の国学院大・辻原輝(3年)に9秒差の区間2位だった。「つなぎの区間といわれる5区を攻めの区間にしようと僕を送り出してくれたので、区間新くらいは出そうと思っていた。そのペースでしっかり刻めていけた。いい形で走り切ることができた。あと1歩届かなかった区間賞に4年の全日本で取れてよかった」と伊藤。
2位と52秒差の独走態勢にSNSでは「かっこよすぎ!」「並走の監督者からの、区間新区間新!!って声かけめちゃくちゃアツかった」「これは優勝に近づいた」「強い駒澤がかえってきた」と17度目の優勝を確信する投稿があいついだ。
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