新NISA活用戦略「FANG+は損失から回復」40歳医療従事者が明かす積立投資の実績と本音

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2025年11月02日 12:20  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は三重県に住む40歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

40歳・850万円医療従事者男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は三重県に住む40歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻(32歳)、長男(2歳)、次男(0歳)

金融資産

世帯年収:本人850万円、配偶者の収入は不明
預貯金:2300万円、リスク資産:550万円

リスク資産の内訳

・投資信託:350万円
・不動産投資:200万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・iFreeNEXT FANG+インデックス/NISA:2025年から
など

2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

NISAで、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月3万円」の積み立てを開始し、2025年からはiFreeNEXT FANG+インデックスにも「毎月1万円」の積み立てを始めたそう。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本150万円→運用益込200万円」、iFreeNEXT FANG+インデックスでは「元本5万円→運用損益込4万円」とのこと。

「オール・カントリーは、比較的順調に増えておりましたが、トランプ関税ショックで下落し、運用益が大幅に減りました。FANG(iFreeNEXT FANG+インデックス)は今年から積み立てを始めて損失が出ていますが、ようやく回復してプラスに転じそう」と説明されています。

40歳・850万円医療従事者男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点について、「投資の勉強になることと、少しずつですが、非課税の範囲内で利益をだせていること」と語った投稿者。

一方で「やはり暴落が一番つらいです。何も対策ができず、損切りはしていないものの、評価額を見ては落ち込むことがありました」と打ち明けています。

これから積立投資を始める人へは、「大きな下落があっても耐えられる範囲の金額で投資すること」が大切だとアドバイス。

新NISAについては、「つみたて投資枠は引き続き、オール・カントリーとFANGを中心に積み立てます。成長投資枠は、大きく評価額が下落して買い場だと感じた商品があった時に、スポット投資を考えています」と、積立投資と一括投資を使い分ける戦略を持っているようでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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