物議を呼ぶ判定に [写真]=Getty Images ノッティンガム・フォレストを率いるショーン・ダイチ監督が、判定への不満を口にした。1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第10節が1日に行われ、ノッティンガム・フォレストはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。34分にコーナーキック(CK)から先制点を許したものの、48分にモーガン・ギブス・ホワイトが同点弾を決めると、直後の50分にはニコロ・サヴォーナが勝ち越しゴールを挙げたが、81分に再び失点して2−2のドローに終わった。
しかし、この試合では先制点に繋がった判定が物議を醸しており、サヴォーナが触ったボールはゴールラインを割っていないように見えたが、副審がアウトオブプレーだと判断したため、主審のダレン・イングランド氏はCKを与え、これがマンチェスター・ユナイテッドの先制点に繋がることになっていた。
本格的な導入はまだ見送られているものの、先日のフットボールのルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)でゴールに繋がるCKの誤審に対するVARレビューの導入について話し合われたことが話題になっていたなか、先週末のボーンマス戦でも物議を醸す判定でCKを許していたダイチ監督は、VARがCKの判定についても関与できるようにするべきであることを主張した。
「この判定を覆すことができる人がいるべきだ。なぜなら、これだと彼らはそのままゴールに蹴り込んだようなものだからね。2週間で2回なんて茶番だよ。シーズンに一度くらいはそういう判定もあるだろう。もちろん、私たちの対応について議論の余地はあるだろうが、重要なのは判定が間違っているということだ」
「さらにひどいことに、副審は75ヤードも離れたゴールの裏側から判定を下したことだ。どうやら彼はボールが見えていたようだ。ボールがラインにかかっていたことは明らかだった。4分の3かどうかは関係ない。事実はボールが出ていないということだ。本当に残念だよ」
【ハイライト動画】ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・ユナイテッド