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オリックス山岡泰輔投手(30)が2日、大阪市内の球団施設で、5月に資格条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留することを表明した。「(16年の)ドラフトの時に(1位)で選んでもらえたということもあります。やっぱり僕の中で大きかったのは、マモさんがいるからというのが1番です。話し合った中で、来年もオリックスで頑張りたいという気持ちがあったということです」と岸田監督の存在が決め手になったことを明かした。
19年に13勝4敗の成績で最高勝率のタイトルを手にし、先発、救援で通算48勝48敗3セーブの実績を持つ山岡に対し、球団は全力で慰留。動向に注目していた他球団もあった。ただ山岡自身は「(他球団の評価を聞きたい気持ちは)多少なりともありますけど、それよりも、というところじゃないですか」ときっぱりとけじめをつけた。
岸田監督から秋季練習が始まる前に来季の先発再転向の方針を伝えられ、すでに準備に着手。「2年半ぐらい先発を離れているので、そこを埋めるのをオフシーズンにやっていくのと、今はすごくいい先発がそろっているので、そこに負けないように規定と10勝を目指してやっていきたいです」と、26年は7年ぶりの規定投球回到達と2桁勝利を目指す。
▽オリックス岸田監督(山岡の残留表明に)「昨年からも(監督を日本一にと)言ってくれてましたしね。ほんとに勝ちたいっていう気持ちがね、あるでしょうしね。そこはもう十分こっちも分かってましたけどもね。ありがたい言葉を言ってくれてたんで、頑張ってほしいなと思います」
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