松木玖生ら所属のサウサンプトン、スティル監督の解任を発表…3連敗で2部21位に低迷

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2025年11月03日 10:04  サッカーキング

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サウサンプトンがスティル監督を解任 [写真]=Getty Images
 MF松木玖生が所属するサウサンプトン(イングランド2部)は2日、ウィル・スティル監督の解任を発表した。

 3名のコーチングスタッフも同時に退任。後任が決まるまでの間は、U−21チームのトンダ・エッカート監督が暫定的に指揮を執る。

 ベルギー出身のスティル監督は現在33歳。シント・トロイデンやスタンダール・リエージュのビデオ分析官として若くから活躍し、リールセやベールスホットで監督経験を積んだ。その後にフランスへ渡り、スタッド・ランスやRCランスで監督を歴任。2025年夏から、サウサンプトンの監督に就任した。

 1年でのプレミアリーグ復帰を託されたが、ここまで2勝6分5敗で降格圏と隣り合わせの21位に低迷。3連敗を喫して5戦未勝利となったプレストン戦の翌日に解任が決まった。

 サウサンプトンのヨハネス・シュポルスTD(テクニカル・ディレクター)は声明を通じて、「ウィルは素晴らしい人物であり、パフォーマンスと結果の向上に全力を尽くしてくれた。しかし結局のところ、そのプロセスは我々の誰もが望んだ以上に長くかかってしまった。今監督交代を行うことで、今シーズンに状況を好転させ、リーグ順位を再び上げる最善の機会を得られると確信している」と、スティル監督への感謝と解任の理由を綴った。

 スティル監督の解任は、日本人選手の出場時間や去就にも影響を及ぼすかもしれない。ギョズテペ(トルコ)への期限付き移籍から今夏に復帰した松木は、日本代表DF菅原由勢がブレーメンに、U−20日本代表FW高岡伶颯がヴァランシエンヌ(フランス3部)に期限付き移籍したなか、今季はチームに残留。しかし、松木はここまでチャンピオンシップ(イングランド2部)2試合、リーグカップ2試合での起用にとどまり、いずれも途中出場とスティル体制では出場機会に恵まれなかった。

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