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<東日本実業団対抗駅伝>◇3日◇熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース(7区間74・6キロ)
駒大出身で富士通の新人、篠原倖太朗(23)は3区区間3位と好走し、総合7位で6年連続35度目となるニューイヤー駅伝出場につなげた。
トップから1分遅れの10番手でスタート。前方の集団を捉えたが、「その集団がけん制していた部分があったので、そこから自分で行かなきゃいけなかったのは想定外だった」。結果的には順位を1つ上げたが、積極性に欠けたことを悔やんだ。
最上級生で挑んだ今年1月の箱根駅伝では2区4位と好走した。2日の全日本大学駅伝で2年ぶりの王座奪還を成した後輩たちには「(練習では)大学を拠点に置いているので、すごく身近に感じる選手たちが優勝してくれてうれしい」と元キャプテンとして祝福した。
後輩の躍動にも刺激を受けながら迎えた初の実業団駅伝には「学生の時と違って責任がある。それが仕事なので、勝って許されることはあっても、負けて許されることはない」と強い覚悟を見せる。
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また、篠原が走った3区ではGMOインターネットグループで青学大出身の太田蒼生やサンベルクスで創価大出身の吉田響も出走。箱根駅伝で活躍した同世代対決も展開された。「またこの世代で盛り上げられたら」。来年のニューイヤー駅伝での再戦も心待ちした。
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