【フィギュア】GP初優勝の千葉百音、4回転挑戦の情熱は「変わっていない」進化求め続ける

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2025年11月03日 19:40  日刊スポーツ

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羽田空港に帰国し、メダルを手に笑顔で写真に納まる中井(左)と千葉(撮影・勝部晃多)

フィギュアスケート女子で2日に閉幕したグランプリ(GP)シリーズ第3戦スケートカナダを制した千葉百音(20=木下グループ)が、進化を求め続ける。


3日、トロントから14時間を超えるフライトで羽田空港に帰国。今季の自己ベストとなる合計217・23点でシリーズ初優勝を飾った今季の自身のGP初戦を、「現時点の全力を出し切ることができた。自分の中の目標を達成できた」と、安堵(あんど)の表情を交えて振り返った。


「自分に勝つことが一番大事」と他の選手や順位は意識しないという3月の世界選手権の銅メダリストだが、ここでまとまるつもりはない。4位に終わった昨年の全日本選手権後に意欲を示していた4回転ジャンプの挑戦について、この日「情熱は変わっていない」ときっぱり。大技投入の明言は避けたものの、今季も練習を継続しているといい「スケーターとして常に進化し続ける意識を持っている」と力を込めた。


次戦は、シリーズ2戦上位6人によるファイナル(12月、名古屋)進出がかかる第6戦フィンランド大会(21〜23日、ヘルシンキ)。26年ミラノ・コルティナ五輪の選考にも大きくかかわる舞台。「今大会は緊張で完璧ではなかったジャンプがあるので、さらにパワフルな演技ができるように練習していきたい」と、うなずいていた。【勝部晃多】

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